コミュニケーションデザイナー 田川 雅規(タガワ マサノリ)さん
あそびの工房 もくもく屋 事務局長
プロフィール
大学卒業後、兵庫県職員として勤務(子育て支援事業担当)。
2007年春退職。学生時代から温めていた「人の心を動かす事務所 あそびの工房 もくもく屋」を設立。心をくすぐり、動かす講演活動に走り回る日々が始まる。
2017年、社会貢献の一環で、 自らを寄附付商品とし、京都府共同募金会と覚書を締結。
2019年、古民家の屋根裏 に「みんなでつくる完成のないみんなの居場所」着工(未、完成)。
中学生へのメッセージ
中学生からの質問にお答えします。 *オープンラボ時に回答できなかった質問、アンケートに寄せられた質問への回答です。
Q やりたい事でも新しいことに挑戦するのは、怖くなかったんですか?
怖さは無かったです。
今、仕事としてやっていることは形を変えながらではありますが、大学2年生の頃から『やりたい』と思い続けていたことです。当時取り組んでいた野外教育プログラムの魅力と可能性にすっかりハマっていましたので『こんなことをずっと続けれると楽しいのになー』と思っていました(この頃は夢として)。卒業前には『思い描いている事を実際に仕事にする』と決めていました。
まず『働く事』を知るために就職し、県職員をしながら3年間準備し続けました。就職してからも自分のやりたい事を誰かに話すことが楽しくて、『それは無理だろう』とか『凄いな』とか、『辞めてまでやる事じゃない』等々、親も含めその反応は人によって様々でした。それがまた面白くて。行くところ行くところで自分がやりたい事を口にしていました。それによって新たな人と繋がるのがこれまた嬉しくて仕方なかったんです。
色んな方々と話をしているうちに具体的に『ニーズ』があることが見え、『何とかなる』と思えてしまったんです 笑。誰もやっていないからこそ怖いと思うのかもしれませんが、『余白』しかない領域だったので、『決まったやり方』も無い。だからこそ自由にできると思えて、そこには楽しみしかなく、『怖い』という気持ちは起こりませんでした。
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